おはようございます。どんぐりじいさんです。
子育てをしてる方、たくさん悩んだりすることもあると思います。私もたくさん悩みます。私の友人に、保育士のどんぐり「たまこさん」がいるのですが、よく相談をしています。ここでは、私が保育士どんぐり「たまこさん」から学んだことをお伝えしたいと思います。
まず大切なことは、子どもの気持ちを受け止めてあげること、心をほぐしてあげること
「投げた」という行動に対して、目が行きがちですが、「なぜ」そのような行動が現れてしまったのかを子どもと一緒に考えます。子どもはまだ子どもですから、まだ言葉での表現も足らないところもあります。一緒にもやもやした心をほぐしていってあげましょう。具体的には、
「あれ?どうしたのかな?」「そっかー、悔しかったんだね。」
「悔しい」→「投げる」が起こっているときには、「悔しい」の前も考えます。
「積み木を高く積みたい(という意欲が高い)」【失敗】→「悔しい」→「投げる」
などの場合には、「積み木を高く積もうとしたんだね。」「高く積みたかったんだね。」「高く積めるよう頑張ったんだね。」などの声かけもプラスして、頑張っていること、意欲、努力したことなどを認めることも効果的です。
正しい対処方法を一緒に練習する
子どもたちはまだまだ未熟で、感情のイライラなどに対して、適切な対応ができずにいます。そんな対応の仕方を間違えてしまって「投げる」という行為になってしまっているのです。そんなときの対処方法を一緒に練習してあげましょう。具体的には、
「悔しかったよね。ママ(パパ)も悔しい!!って思うときがあるよ。そんな時はね、こんなふうに、ウ“〜〜〜悔しい!!(持っている積み木を置く動作をしてみせる。)っていう風にしたらいいと思うな。一緒にやって見ようか。」
ここから一緒に「悔しい!!」と言いながら、「持っているおもちゃを置く」動作を数回練習します。具体的な言葉、具体的な行動を一緒に練習して確認することで、子どもの中にも、こんなときにはこうしたらいいというパターンが蓄積されます。今回の動作などは一例ですが、この方法で、我が家は一つ解決の方向に進みました。子どもも少し落ち着いてきたように思います。ぜひ、試してみてください。
私がやってしまったNG行動
最後に、私が保育士の「たまこさん」に相談する前の、NG行動についても紹介しておきます。子どもがおもちゃを投げたときに、私はこのような声かけをしてしまいました。
「おもちゃを投げるんだったら(大切にできないんだったら)、もうおもちゃは無くしちゃうからね!!」
後で私も反省しました。このような「〜しないと、〜だよ。」「〜しないと、〜できないよ。」これは『脅し』『脅迫』です。そして、何の成長もありません。「おもちゃを無くされたくないから、投げない。」では、非常にネガティブな考え方ですね。
「悔しい」→「投げる」に対して、「解決方法を一緒に考える」ではなく、投げたら「おもちゃを無くす」対応が、正しい対応なのだという学習をしてしまいます。そうすると例えば、誰か友達や兄弟が「おもちゃを投げる」行動をした場合に、子どもは「おもちゃを無くすよ!」「おもちゃを無くせばいいんだよ!」という対応を取ってしまいます。これでは、誰も成長がありませんし、とても悲しい結果です。我が子がそのような対応をしてしまうことに悲しい気持ちになります。
今回は、【おもちゃを投げる】子どもへの対応について記事を書かせていただきました。子どもの姿は親の鏡、親である自分が気をつけなければいけないなと、強く感じます。それは自分への戒めも込めて。ぜひ、みなさんと共に勉強していきたいなと考えています。