【遊びをやめられない】子どもへの対応について

子育て

おはようございます。どんぐりじいさんです。

子育て世代の皆さんの家庭では、このような光景があるのではないでしょうか?

外に出かけたい(買い物、親戚の家へ行く、幼稚園の時間だ)けど、なかなか【遊びをやめられない】子どもへの対応に困ったことはありませんか?我が家は、このような光景は日常茶飯事です。遊びに没頭している姿、これもとても愛おしく、できる限り没頭させてあげたいとは思うのですが、時間がゆるさないときや、状況もありますよね。この遊びに没頭することの大切さについても、後日記事にしたいと思います。

今回は、なかなか遊びを切り上げられない子どもに対しての対応について、記事に書きたいと思います。我が家で実践している方法、また、友人である保育士「たまこさん」の一歩深い実践方法なども紹介していきます。

自分で選択させること

我が家で長く実践してきたものとして、「自分で選択させる」という方法を紹介します。具体的な言葉として、

「これからお出かけしなきゃいけないんだけど、出かける前にあと1回遊ぶのと、帰ってから5回遊ぶのだと、○○くんはどっちがいい??」

という感じです。これから1回遊んで出かけるか、すぐに出かけてそのあとたっぷり遊べるかを問いかけます。自分で選択をすると、人に言われて(決められて)行動するよりも、行動に起こしやすくなってくれる様子がありました。様々な言葉のバリエーションや、使い回しもあるかと思いますので、ぜひ、それぞれのご家庭でアレンジをしてみてください。どちらを選択しても、次の行動に移るというのがミソですね。

保育士「たまこさん」のテクニック紹介

保育士「たまこさん」と遊ばせてもらったときに、このような働きかけをしてもらい、我が子が即行動に移すことができた方法があるので紹介します。(これはすごい!!)※対象は3歳児頃からです。

本物の時計と、おもちゃの時計を隣に並べます。おもちゃの時計を5分後にセットし、

たまこさん「じゃあ、○○くん。遊んだあとに、お出かけをしなきゃいけないんだけど、この時計(本物)がこの時計(おもちゃ)と一緒になったら、お出かけする時間だから教えてくれるかな?まだ時間じゃないから、たっぷり遊べるんだけどいい?」

「うん!いいよ!」時計をチラチラ・・・「ねえねえ!!なったよ!!」

我が子は、誇らしげに時計が同じになったことを教えてくれました。時計が同じになったことを、大人に伝えられる達成感や満足感を感じ、そしてすぐに切り上げることができました。このおもちゃの時計を使ったテクニック、非常に効果的だと思いますポイントは、本物の時計とおもちゃの時計を、できる限りそばに並べてあげることです。視線を移さなければいけなくなると、それだけで上がってしまいます。この難易度を上げない、できるレベルに設定するという意識は常に持っておく必要があるかと思います。

保育士「たまこさん」のテクニック紹介<2つ目>

保育士「たまこさん」でも、頭を悩ませることはあるそうです。そんな時には、

たまこさん「○○くんは、遊びたいんだね。わかったよ。お母さん(お父さん)は、買い物に行きたいけど、我慢するね。一緒に遊ぶね。」

と伝えるそうです。「遊びたい」という気持ちを受け止め、そして、大人はやりたいことを『我慢』しているのだということを伝えています。そうすると、今後、人が何かをやりたがっているときに、「じゃあ僕が我慢するよ。」と言えるように育っていくようです。このような話を聞いて思ったのは、子どもは本当に親の鏡だと感じました。親の関わり方や、言葉での伝え方次第で、子どもたちの成長の方向性が決まってくるような気がしています。ぜひ、これからも、育児、保育、一緒に学んでいきましょう。

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